味や素材にこだわった、お手軽に楽しめる即席麺
最近では台南で百年以上の歴史をもつ名店「度小月」や、ミシュランのビブグルマンに選ばれた台湾料理の「雙月食品社」なども販売に乗りだし、競争は日々、ヒートアップしています。
担々麺からカレー麺まで! 地球に優しい最強の即席麺
DAAMI
◆小月擔擔麵 98元 ◆紅葱麻辣麵 79元
◆蔬食肉燥麵 98元 ◆咖哩蔬食麵 79元
台南で120年を超える歴史をもつ「度小月」。もともとは行商から始まり、現在は台北にも支店を持つ人気店。
ここの看板商品である「担仔麺」は肉そぼろや小エビをトッピングし、ニンニクをたっぷりかけたもの。地元の人だけでなく、観光客にも人気の麺料理です。
そんな「度小月」が2020年10月に販売し始めたのが「DAAMI」という名の即席麺。この名前は「担仔麺」の台湾語読みに由来します。
マネージャーの方によれば、一年かけて市場に出回っている様々な麺を試食し、自分たちが理想とする味を完成させたとのこと。
特筆すべきなのは、この麺には肉類が一切含まれていないこと。これは「肉食を控えることで環境への負荷を抑える」というSDGsの目標に依ったもの。
なお、通常、袋麺にはタレや粉だけが入っていますが、「DAAMI」にはベジタリアンミートや野菜をすり潰したものなど、具材が入っています。
また、麺は製麺の産地として知られる台南郊外にある關廟の「日干し麺」を使用。 タレとの絡み具合を考慮し、種類によって麺の形状を変えているというこだわりも嬉しいところ。防腐剤は一切使用していないので、身体に優しいのも◎。 「DAAMI」シリーズは4種類。「小月擔擔麵」はニンニクや唐辛子、フライドエシャロットの風味が効いた担々麺で、スープあり。
「紅葱麻辣麵」は花椒風味で、太めのヒラヒラとした麺にタレを絡めて味わいます(こちらはベジタリアンミートはなし)。
「蔬食肉燥麵」はキノコや白木耳、フライドエシャロットなどが入っており、ちょっぴり独特な五香粉風味。そして台湾では珍しいカレー味の「咖哩蔬食麵」も人気があります。
台湾では迪化街にある店舗のほか、台湾のオンラインストア「蝦皮購物」や「博客來」「PChome」、「momo購物網」などで購入できます。日本ではオンラインストアの「楽天市場」で購入可