度小月について
度小月の歴史
台湾の「度小月」は1895年の台南で設立されました。設立者の洪さんは、普段魚を取っていました。毎年、天候がよくない時に、魚が取れませんので、この時期を「小月」と呼んでいました。この期間中に、家族を養うため、麺を売ります。最初は天秤棒を担い、街中で呼び売り、販売していました。当時、屋台のランタンに「度小月擔仔麵(タンツーメン)」の六文字を店名として掲げていました。その特別な風味から一気に人気物となり、「度小月擔仔麵(タンツーメン)」もブランド化され、最後、そのまま魚捕りをやめ、麺だけを売るようになりました。以上は「度小月擔仔麵(タンツーメン)」の由来となります。現在は四代目に至っています。





度小月の沿革
- 1895年 由来-度小月擔仔麵(タンツーメン)は先祖の「洪芋頭」さんが天秤棒を担い、街中で呼び売りしていました。
- 1946年 二代目は台南の中正路144号にて正式にオープンしました。
- 1985年 三代目は店舗の建て替えのため、台南の中正路の裏地に引っ越し、営業するようになりました。
- 1991年 三代目は中正路16号に引越し、店舗を拡大しました。(元祖店舗の現所在地)。
- 1999年 直営店舗の忠孝支店は台北の忠孝東路にて正式にオープンしました。
- 2008年 直営店舗の中正二支店は台南の中正路にて正式にオープンしました。
- 2008年 直営店舗の永康支店は台北の永康街にて正式オープンしました。
- 2011年 直営店舗の空港支店は桃園中正国際空港のB2にて正式オープンしました。
- 2011年 経済部(経済産業省相当)の商業司に「百年老舗誠信伝承」の台湾の優秀百年老舗の一つに選ばれました。
- 2011年 獲選台南市政府「十大伴手禮」。台南市の「お土産ベスト10」に選ばれました。
- 2012年 台北の永康支店は連続に経済部(経済産業省相当)の「101年の台湾優秀レストラン」に選ばれました。
- 2013年 「アジアのベストレストラン100」に選ばれました。
- 2013年 経済部(経済産業省相当)の「台湾レストランブランドの海外進出支援奨励」の優秀国際店舗に選ばれました。
- 2013年 経済部(経済産業省相当)の「2013台湾の優質レストラン選抜」に選ばれました。
- 2013年 北京の芳草地店が正式にオープンしました。
- 2014年 北京の第二支店の新東安店が正式にオープンしました。
- 2014年 北京の三里屯の太古里店が正式にオープンしました。
- 2015年 CNN:Tainan kitchen kings around Taiwan's food capital in 19 dishes.
- 2015年 香港のハリウッド広場での台南の代表B級グルメ祭りに参加しました。
- 2015年 CNN:40 Taiwanese foods we can't live withoutの一つに選抜されました。
- 2016年 永康店の芸術家の林舜龍先生-台湾の海原文化の代表記号と度小月との化学反応が展示されました。
- 2016年 林舜龍先生が日本瀬戸内国際芸術祭へ参加。
- 2016年 台北の永康店で許志芳先生の『豊穣な土』書道創作展。
- 2017年 2017年ルーローファンフェスの厳選店に選ばれました。
百周年の文化

百年物の匾額
詩人/楊乃胡題
訳文 細いビーフンと麺、大勢のお客さんがいて、毎日お腹いっぱいまでたべられました。 台南のグルメにまたひとつ増え、豚の香りはずっと鼻から消えません。 詩人/楊乃胡作

伝承の古い鍋
肉そぼろ鍋は二代目の洪再來さんから三代目の洪振銘さんへ伝承しました。西暦の1995年まで利用されていましたので、この古い鍋も百年の歳月と度小月の伝承のシンボルとなりました。
PS: 画面中の「木の杓子」は肉そぼろを混ぜるための杓子です。一代目の先祖が使われていた物です。

伝承者の椅子

一代目のお碗
度小月擔仔麵(タンツーメン)一代目の先祖、洪芋頭さんが麺を売るときに利用していたお碗です。その歴史は約100年です。

二代目のお碗
度小月擔仔麵(タンツーメン)二代目伝承者、洪再來さん(祖父)が使っていたお碗です。その歴史は約70年です。

三代目のお碗
度小月擔仔麵(タンツーメン)三代目伝承者、洪振銘さん(父)が使っていたお碗です。その歴史は約40年です。

四代目のお碗
度小月擔仔麵(タンツーメン)の四代目、現在使っているお碗です。
台南の古蹟と台南で一番代表性がある108軒の有名伝統グルメ店、全部このお碗に筆跡を残しました。こちらも台湾の歴史上初めての伝承グルメ店の集団創作ものとなります。

開基の陶器鍋
度小月擔仔麵(タンツーメン)一代目先祖が使っていた肉そぼろを煮るための小さい陶器鍋です。『現在、鋳鉄鍋を使っています』。

製缶器具
度小月擔仔麵(タンツーメン)は1945年の日拠時代末期に肉そぼろ『生』産の『品質』を保つため、購入した製缶器具です。

名物のランタン
露店前のランタンも度小月擔仔麵(タンツーメン)の名物です。こちらは三代目の継承者、洪振銘さんが麺を売る時に掛けていたランタンです。度小月の三文字は特別に他者へお願いし、書いてくださる文字です。

醤油の保存陶器
先祖が使っていた器具です。記念のため、今まで保存しています。

柴刈る器具
百年以上前に現代のガス器具がないため、度小月擔仔麵(タンツーメン)の露店では、柴を焼き、麺を茹でいました。この刀もその時、柴を刈るための器具で、度小月擔仔麵(タンツーメン)の重要生産器具の一つです。

お酢入れとにんにくおろし入れ
露店で利用されていたお酢入れの缶とにんにくおろし入れのお碗です。

杓子
度小月擔仔麵(タンツーメン)でよく使われていた麺『茹で』の杓子。昔からいまでもこの伝統を守り続けています。
度小月の伝承使命
弊社の経営方針では「お客様」を大切にします。百パーセントの「満足度」と「心遣い」を社員の心に深化させることが使命です。弊社の完璧したサービス体系と教育訓練で、チームに新しいサービスと学習ビジョンを追求させるように導引します。いつでも「笑顔、上手に話し、低い姿勢」の深化サービス理念を発揮し、一流の飲食サービス業を目指しています。
「新台湾料理」として、各地域の特有食料を発掘し、旬な食材と料理に入れることにより、台湾の多様化と包容力がある飲食文化と現代のアイディアと健康的「ロハス、スローフード」概念との結びつきができました。一つずつ型破りの料理が生まれます。さらに、色、香り、味全部揃えた料理により、「味は易牙に勝る」料理が誕生しました。
